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ホホバはくらしに潤いを砂漠に緑の潤いをもたらします!
ホホバオイルは植物油で唯一、人の皮脂のワックス成分と構造的に似た液体状のワックスエステルです。 肌になじみのよい優秀な保湿剤であり化粧品原料として珍重され高価で取り引きされています。 ホホバの木はアメリカ西南部などの砂漠地帯でのみ自生していたものが、世界に広がり砂漠地帯に緑の潤いをもたらしています。
Updated Date : 2019-11-22 16:21:21
Author ✎ jojoba.jp
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ソノーラン砂漠のホホバ(アメリカ・アリゾナ州)
Category:Simmondsia chinensis - Wikimedia Commons
ホホバについて
ホホバ(学名:Simmondsia chinensis)は、砂漠などの乾燥地帯で自生や栽培されているナデシコ目に属する常緑の低木です。 もともとは、アメリカ西南部(アリゾナ州、カリフォルニア州)及び、メキシコ北部(ソノラ州、バハカリフォルニア地方)の乾燥地帯に自生している常緑性の灌木で、北緯23~35°の間にわたって存在しています。 雌雄異株で樹高は1-5 m、気候条件は-6~50℃までの適応性があり、年間降雨量100 mm以下の乾燥した土地でも生育します。花期は11月~2月です。種子は約6ヶ月で成熟します。 現在、ホホバは原産地だけでなく、今では、その種子が、ペルー、アルゼンチン、イスラエル、オーストラリア、 エジプトなどに広がり栽培に成功しています。 ホホバ栽培が、持続的な砂漠の緑化を実現しています。 大阪大学では、優良な雌株を効率的に増殖させる研究開発などをおこない、その成果を生かす「持続的な緑化農業」を目指して、エジプトの砂漠でホホバの安定した生産に取り組まれています。 今後、エジプトでの持続的な「砂漠の緑化」が進み、利用されていない広大な砂漠の有効利用と現地の人々の雇用創出が期待されています。
ペルー
Latest Jojoba plantation in Humay, Peru, Aug 29th 2017.
View at the latest organic Jojoba plantation, Humay, Peru, Aug 29th 2017.
アルゼンチン
37260 has Tinogasta
Campo de 37260 hectáreas en Tinogasta, Catamarca, República Argentina. Ideal para emprendimiento Agrícola, Ganadero. Turístico, Energético o Minero.
イスラエル
Jojoba Valley - Kibbutz Gal-On
Jojoba Valley produces pure oil (Jojoba wax) from the Jojoba plant's seeds.
オーストラリア
The Jojoba Company - Jojoba Nature's Gift for Skin
Jojoba is a powerful natural moisturiser, wrinkle smoother, anti-aging, soothes the appearance of skin, hair, scalp, hand and cuticle conditioner.
The Jojoba Company Farm, Yenda, NSW, Australia
Our passion for Australian jojoba starts at our own farm, where our jojoba seeds are selected for their quality and ability to adapt to Australian conditions.
エジプト
エジプト
大阪大学大学院工学研究科の福井教授ら(現・薬学研究科)は、乾燥に強い産業用作物の研究の結果、貴重で高価な油を生産する超耐乾性果樹ホホバが、経済的に成り立つ砂漠緑化(=緑化農業)を可能にすることを見出しました。 本当に持続する砂漠の緑化のためには、森を維持、拡大するための資金として事業者や地元の人たちが収入を得ることが必要であり、そのためには経済的な利益をもたらす木を植えること、そしてその生産物の売り先を日本などの先進国で確保することが重要であると考えられます。 ホホバは乾燥や塩分の高い水にも強いので、砂漠でも元気よく育つことができます。またホホバ油は他のどの植物油とも全く違う、人の皮脂と構造的に似た液体状のワックスで、肌なじみのよい優秀な保湿剤として化粧品原料として珍重され高価で取り引きされています。 しかしこれまで、ホホバは、優良品種の開発と普及が十分でなかったため、安定した収穫が得られず、生産が伸びませんでした。 そこで同講座では、緑化に最適の植物遺伝資源として乾燥に強く収益性が高いホホバの木に着目して、増殖法と改良法の研究を行いました。 本研究成果をもとに、砂漠でホホバの安定した生産を行が始まります。 この売り上げは、将来にわたる持続的「緑化農業」の第一歩となることが期待されます。
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