元政上人忌 3月18日ー京都歳時記ー
場所 瑞光寺(ずいこうじ)
開祖・元政上人は母と共に父の遺骨を奉じて身延山に詣でた折の旅行記『身延道の記』の名文が元和上皇から高い評価を受けたという。江戸時代初期の日蓮宗を代表する高僧、親孝行で詩人・文人としても著名である。
Updated Date : 2024-03-17 22:16:29
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*開山 元政上人の命日に当たる3月18日は毎年「元政忌・法華懺法会」「遺品展」を行っている。
*歴史のある「深草うちわ」は江戸時代前期に親孝行の元政上人が自分の両親の為にという思いから考案したと伝えられている。
瑞光寺の本堂(寂音堂)
丸みを帯びた萱葺の屋根が美しい。寛文元(1661)年に建立された)。
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山門と石段
椿のこぼれる石段。
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元政上人の御廟(三本の竹の墓)
元政上人の墓は遺命により塔を建てず盛り土の上に元政上人が好んだ竹を三本立てただけの簡素なもの。
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水戸光圀が贈った『嗚呼孝子元政之墓』の石碑
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