フォト俳句(784) 『山寺の全段クリャー風薫る』
芭蕉が奥の細道の旅に訪れた立石寺(山寺)を訪ねた。山門から奥の院まで1015段あるという気の遠くなりそうな石段の数に、せめて芭蕉が詠んだ「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の碑がある「せみ塚」までと登り始めたところ意外にも全段の達成ができた。卒寿を過ぎた老体なのに自分でも信じられないほどの快挙だった。
Updated Date : 2024-06-15 20:19:25
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立石寺(通称・山寺)
みちのくを代表する霊場で、芭蕉が当寺を訪れたのは46才の7月、小生は91才の5月だった。山門から奥の院まで約50分。そびえ立つ奇岩や杉木立を見上げながら登る石段の脇には多くの歴史的な建造物がある。
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