和泉式部忌 3月21日 ー京都歳時記ー
場所:誠心院
平安時代の女流歌人で、誠心院の初代住職の和泉式部を偲んで忌日法要が営まれる。11時から謡曲「東北」と「誓願寺」の奉納がある。当寺は藤原道長が創建した法成寺の東北院の小堂を和泉式部に与えたのが始まり。みどころは、和泉式部の座像、歌碑、宝篋印塔、道長の座像,本堂脇に軒端の梅など。
Updated Date : 2024-03-21 11:57:29
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本堂の法要
1100から式部ゆかりの謡曲「東北」「誓願寺」の奉納があり、14:00から「開山 和泉式部忌」と「春のお彼岸法要」が行われる。
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和泉式部(左)と藤原道長(右)の座像
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和泉式部の歌碑と軒端の梅(撮影日2022年3月21日)
「閑話」・・・「桜伐(き)る馬鹿、梅伐(き)らぬ馬鹿」の成句の意味を理解するうえでの好例と言えるのが写真の梅の木。
「備考」桜は枝を切るとそこから腐りやすくなるので切らないほうがよく、梅は枝を切らないとむだな枝がつくので切ったほうがよいとされる。
写真をご覧いただくと、梅は新しいグリーン色の枝で開花しているのがお分かりと思う。
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