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源氏物語ゆかりの寺院~(No14) 『 清凉寺(嵯峨釈迦堂)』
本尊・釈迦如来(国宝)は日本三如来(他は善光寺の阿弥陀如来と京都因幡堂の薬師如来)に数えられる。また阿弥陀三尊座像(国宝)は、源氏物語の光源氏のモデル「源融(みなもとのとおる)」が自分の顔に似せて造らせた像で、源氏物語にも「嵯峨のみ寺」とうたわれた「棲霞寺(せいかじ=現阿弥陀堂)」の旧本尊にあたる。
Updated Date : 2024-04-21 11:09:51
Author ✎ 京都再発見
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源融(みなもとのとおる)の墓
境内の西南にある。
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阿弥陀堂
嵯峨天皇の皇子 河原左大臣 源融(光源氏のモデルといわれている)の別荘跡・棲霞観(寺)の名残の堂である。
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阿弥陀堂の内部
東側の「霊宝館」には源融が自分の顔と同じに彫らせたと伝わる「国宝の阿弥陀如来三尊」が安置されており、迫力十分で必見に値する(公開期間5月31日まで)。
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源氏物語ゆかりの地の説明板
(注)『(光源氏の)つくらせたもう御堂は大覚寺の南にありて、滝殿の心ばえなどおとらず、面白き寺なり「光源氏物語(松風の巻より」』
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